東急文化村に「ロシア・アヴァンギャルド」展を見に行く。文化村は本屋さんも、サンジェルマンかと思うカフェもある大好きな場所。マレービッチヤピロスマニ、シャガールまで膨大なコレクションで、ここまで揃って居ることにも驚く。

森美術館に「アネット・メサジェー聖と俗の使者たち」を見に行く。数年前にポンピドーセンターで見たのと同じ内容だけれど、東京ではインスタレーションが「かちっ」としていて、それはそれで面白い。メサジェ氏が来日して、日本の学生と共同作業していくビデオを見る。きっととてもいい経験になったと思うし、メサジェ女史は日本の学生の器用さにびっくりしたのでは？

世田谷美術館に建築家、石山修展を見に行く。日本離れした広大な敷地に、まるでフランク・ロイド・ライトの作品のようなこの美術館。エントランスも、庭園も美しく、彫刻も映えると言うもの。石山修先生ご本人がいらっしゃって、何だか緊張して拝見する。それにしても、この「作る」パワーには脱帽。

本当に暑い今年の夏。某ビルの建築現場を見学させて頂く。地上２００ｍから見る東京は、まさにミクロ・コスモス！まさに、ロスト・イン・トランスレーション！

今年はいよいよ北京オリンピックの年。壮大な演出の開会式。マスゲームもココまで来ると芸術。絵巻物を紐解くような物語のある開会式に、中国の底力を感じる。密かにオリンピックの大好きな私。同じ人間で、こんなにも進化するヒトが居る、ということにいつも驚く。